インク一滴

謎の生物。
植物説、動物説があるようだ。

地元では、ひとりでいる時にしばしば見かける。
誰も話題にしないので、みんな出会わないか、
注意を払うようなものではないのかと思っていた。

見つけると、しばし一緒に歩く。
ふわふわと飛び跳ねながらついて来る。（ような気がする）
つかず離れず。。。
連れて帰ったことはなく、しばらくしたらどちらからともなく別れる。

思いもかけずに遠征先で出会った。
こんな街なかで？
驚きと嬉しさ。

生きている事は、小さい奇跡の積み重ねかもしれない。
それとわからないことが知らずに積み重なっていることもあるだろう。

今度ケサランパサランに出会ったら、連れて帰るか否か。。。
私にもわからない。