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インク一滴

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お仕置き。



このところ少し体重が増え気味で、なかなか戻らないのだった。
元々大食い自慢で、かなり食べても体型に響かない便利な体だったが、
年々代謝が衰えていたにもかかわらず、量を控えられなくなっていたのが敗因だ。

日々「太った。」「肥満」「肉弾戦」
というフレーズのメールを送り、「そんなに太ったなら、お仕置きしましょうか」
ということになってしまった。
お仕置きという響きに甘美なものを感じて、あえて太っていったわけでもないが、
平常より1キロほど増えて少しふくよかになっていた。

デートの日。
コーヒーを飲んでリラックスしたところで
先にお風呂へ入るよう促され、洗い終わって湯船につかる。
彼が入って来る。
お仕置き第一弾はわたしのお腹を洗う事だと言う。
「お腹を?洗うの?」
その発想がおかしくてお仕置きというのにニヤニヤしてしまう。
向かい合って座り、彼は手にとったソープで私の全身を洗う。
手指の1本1本、足指の1本1本まで。。。
太腿から脚の付け根にかけてゆっくりなでるように洗われると、ぞくぞくする。。。
胸も丁寧に。。。時折キスをくれながら。。。
「交代。」と告げられて、今度は私が彼を洗う。
手のかたち、脚のかたち、大きい背中や胸の感触。
全部確認しながら手をすべらせるのは、とても楽しい。
こんな形で、思っていたより大きくて、胸や背中の筋肉は思っていたより厚く逞しくて。。。
背中側に回って後ろから彼の背中を洗い、胸に腕を回してまさぐる。
後ろから抱きしめる様な形。
首から肩の線を見つめながら。。。
改めてこんな形で彼の体を確認できて、嬉しくなった。
彼の形と質感を存分に味わう。
愛おしい気持が新たになった。
。。。お仕置きになっていないような気がする。


いつものように、一緒に湯船につかって温まったあと、マットに促される。
仰向けに寝かされて、キスを沢山くれながら、冷たいローションを胸元に落とす。
視界は遮られ、ローションをのばして皮膚を滑る彼の指先や舌の感触を味わう。
両脚を抱え、彼の舌は私を味わう。ひと舐めする毎にジュワっと溢れ出るものを感じて、恥ずかしい。
でも、恥ずかしさより、もっと感じたいという本能が、私を支配する。。
ひと舐め毎に震え、彼の頭を両手で押さえ、腰をくねらせる。
欲しくてたまらないという気配を感じたのだろう、クリを吸いだしていた彼は舌を離し、
カチカチのぺニスを挿入してくれた。ぐいぐいっと、奥まで。。
彼でいっぱいに満たされてしまう。


結局、お仕置きという名目の、私にとっては甘美なデートだった。。。





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