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酒場放浪2012-06-07 Thu 22:26
仕事終わりにメールが届く。 「研究会の予定だったけど、ゴールデンな夕暮れすぎてそんな気になれない。」 研究会をサボって、酒場放浪に出るそうだ。 すかさず、便乗することにする。 残務をそそくさと済ませて電車に乗る。 ◯◯横町の一角の焼き鳥屋。 彼は既にビールを飲んでいる。 仕事帰りのサラリーマンで溢れる酒場。 いくつかの焼き鳥、焼きそば、ポテトサラダ、 らっきょう、ぬか漬け、卵焼き。 少しずついろんなおかずが運ばれる。 家庭料理風で気取らない味と盛り付けで、美味しい。 子供の頃は苦手だったらっきょう、食べられるようになっていて、我ながら驚く。 らっきょう、茗荷などは大人の味覚なんだなあと思う。 セロリ、パセリ、茗荷、クレソン、うど。。 私の好むこれらのものから、らっきょうもイケるとふんで注文されている。 味覚が合うって、本能的なところが合うような気がするので、結構嬉しい。 ビールがすすむ。 彼は熱燗に移行する。 こみ合った店内のざわめきの中で、 小さなテーブルに向かい合う、ふたりの小さな空間。 他愛ない会話。 お腹もいっぱいで、よい機嫌で店をでて、二人で夜のお散歩。 小路を二人で歩く。 「ここ、昔から好きな中華の店」 「ここ、予備校の時よく来たビリヤード店」 予備校に通っていたことも知らなかった。 いまだに、知らなかったことを知ると嬉しくなってしまう。 ニヤニヤしながら歩いているうちに、地下鉄駅に着き、私はそちらへ、彼は歩いて帰る。 笑いあって手を振って。「おやすみ」「また明日」という思いをこめて。 デート
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