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ひとりピノ。2013-05-05 Sun 21:44
数日前の昼酒デートの帰り、散歩中に立ち寄ったワインショップ。 彼がしばしば利用するショップだ。 そこで彼が選んでくれたピノノワールを1本、おみやげに持たせてくれた。 「日本酒、もう抜けちゃったから、家でワインを飲みなさい」 というわけだ。 さすがに日本酒後ワインは無理で、ひとりピノは数日後に持ちこされた。 彼が選んでくれたピノは弾ける様なフルーティなものではなくて、 少しスモーキーで中国茶の様な香り、バニラの香りを持った しっとりと落ち着いた印象のものだった。 開ける前からワクワクしていて、 グラスに注ぎ、薄目できれいな色を楽しみ、 香りをかいでばかりでなかなか味わう事ができない。 一緒に味わっている感じ、とも違う。 思いを手渡されて、少し寝かせて、 後からそっと取り出してなぞるような感じ? 嬉しくて切ない。 一緒にいられなくても繋がっている。 彼を感じる。 で、結局はひとりでぐいぐい飲むのだけれど。 ワイン
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