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インク一滴

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象る。

9月は多忙で逢えない予定だった。
それがどうしたのか、彼は半日勤務のあと、私は夕方からの仕事の前という
数時間を捻出し、急遽デートとあいなった。。。

8月のデートからちょうど4週間。
お互い限界というわけだ。

デートが決まったのは予定時間の1時間半前。
ぎりぎり間に合う見込みでダッシュで用意。

シャワーを浴びて肌の手入れ、むだ毛の手入れ。
いつも通りのメイクに少しだけパールを効かせる。
白のレースの下着をつけて、ブルーのストライプのワンピースを身につける。
カーディガンをはおり、ターコイズのネックレスをつける。
実はシャワーの前、お尻の前処置も済ませた。
なるたけお腹を空にするために。

ほぼ2ヶ月ほど逢えないと思っていたから、極力発情しないようにしていた。
でも、逢えるとなったら、気持は瞬時に柔らかくほどけてしまう。

なんとなく、我慢できないような彼の気持も垣間見えて、嬉しい。
そしてそんな彼が可愛くて愛おしい。

スピーディーに支度をしたつもりだったけれど、数分遅れてしまった。
彼の車がいつもの場所に停まっている。
急いで横断歩道を渡る。

いつもの駐車場に車は停まり、ふたりは部屋へ。

いつものように、お風呂とコーヒーの用意を分業制でおこない、
タオルの帯はずしを一緒におこなう。

安心感のあるいつものはじまり。

コーヒーがはいるのも待てずキスを繰り返し、ソファからベッドの端に移動して、
まとっていたものを一枚ずつ解かれて行く。
彼は後ろから抱いて、背中に唇を這わせて行く。
熱を増した唇は首筋、耳へも。
彼に体を委ねる心地よさ。

私をベッドに横たえて、覆いかぶさるように重なる。
すっぽり包まれる感覚が心地よい。
圧倒的なもの、男性性というか。そんなものを感じてたまらなくなる。
顔中へのキス。
胸への愛撫。
不毛地帯への愛撫。。。
どれもがずっと待ち望んでいたもので、全てが唇で的確に捕えられる。
溢れ出す液体が導き、早くも彼は深い所へ来てくれる。
めりめりと押し広げる様な感覚に、それだけで半ば到達する。
彼に閉じ込められながら、彼をすっぽり包み込み、彼の形に象られる自分自身。
そんな体であることが嬉しい。






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