スポンサーサイト-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 スポンサー広告
|
|
視覚を奪われて見えるもの。2014-01-12 Sun 16:37
お風呂から上がり、ベッドに滑り込むと、
上から覆いかぶさってペニスを口にねじ込まれたあと、アイマスクを着けられた。 その時には目を閉じている事が多いので、見えない事に変わりはない。 彼が意図的に私の視覚を奪う事。 その行為が持つ意味に欲情する。 頬を両手で包まれてキスされると、それだけで潤ってくる。 大きな手のひらと少し厚めの唇。 触覚とにおいで大好きなそそれらの形を思い浮かべながら、舌を絡める。 先日のデートでは、予想外の体調不良により、 彼の口唇での愛撫を少しだけにとどめてもらった。 妙な味がしてはいけないと思ったからだが、 翌朝も彼は口唇で攻めようとした。 まだ、万全ではなく、朝は拒否してしまった。 それはお互いに小さな不満となっていたようで、 体調が万全となって、存分に口唇で愛撫されてしまった。 彼の唇と舌の感触と温度が 私をどこかへ連れてこうと執拗に攻め立てる。 液体が溢れ出てくる。 突起が膨らんでくる。。。 四つ這いにさせて、後ろからも、たっぷり舐める。 小さく痙攣したところで、堅く大きなものがあてがわれる。 ただし、先端だけ。。 たまらず腰を後ろにスライドさせようとすると、押し戻される。 何度か試みるがことごとく、押し戻される。 目の前に人参をぶら下げられた馬状態? と思っていると一気に奥まで突かれる。。。 自分でも驚くほどの声が出てしまう。 奥まで彼を包み込む心地よさ、深く繋がる一体感、 激しく求められる喜び。。。 彼の両手は私の腰を掴んだり、肩を持ったり、 胸をつついたり、背中をなぞる。 背中や頬に触れる柔らかい髪の感触が優しい。 紅潮した頬をもち後ろを向かせて、 口づけをくれる。 とろける様な顔で私は夢中で舌を絡める。 うめく様な声をあげながら。 視覚を奪われて後ろから突かれている私を、 その一部始終を、もう1人の自分が見つめている。 俯瞰
|
|
画像と思い出。2013-12-23 Mon 10:13
けやき坂の横断歩道で東京タワーとイルミネーションを画像に収める。 随分昔、携帯電話もなかった頃、函館の坂の上から海に沈んで行く太陽を見た。 しばしば函館山に登り、明け方の街を見下ろした。 写真なんか撮らなくても、頭の中にその光景を焼き付ければいいと、 その時は思っていたのでけれど、今となっては思い出せない。 見えるものが全てではないし、その時の感情やら状況が 恐らく今の私を形作っている。 あとからキラキラした画像をそっと取り出して、 その時のキラキラした気持を思い出す。 秘密の飴をそっと舐めるように。 記憶は薄れてしまうとわかったから、 それを呼び起こす手がかりとして保険をかける。 デート
|
|
静謐と熱情。2013-12-18 Wed 21:38
予定外の仕事が入り、少し残業することになってしまった。 大急ぎで身支度をしてタクシーに飛び乗る。 少し雪の降る中、車は走り、 開演時間の少し前にホールに到着できた。 巨匠と呼ばれるチェリスト。 美しい娘さんがピアノ伴奏。 無伴奏の美しい静謐。 そのあとのピアノが邪魔と感じてしまうほど。 でも、ふたりで目を合わせてカウントを取る様子は微笑ましく、親子の愛情も感じる。 くるくるとウェーブのかかった長い髪をかきあげるのも、共通の仕草だ。 チェロにこぼれ落ちる汗を何度も拭き、 舞台袖に引く度に着替えて登場する。 力強く、余力を残す様な演奏ではなかったと思うのだが、 アンコールには実に5回も応えた。 始まりの一音で心を震わされ、鷲掴みにされてしまった幸せな夜だった。 音楽
|
|
言葉と行為。2013-11-16 Sat 20:45
浴室が肌寒いので、バスローブでくるまれてベッドに連れて行かれた。 いつもは浴室のマットの上に横たえられるのだが。 タオルで丁寧に水滴を拭いてくれる。 子供にするような行為で、彼の愛情深さを感じる。 彼が仰向けに横たわり、私は上から彼の頭を抱く。 頬ずりとキス。 愛おしい気持ちを伝えたいから? 言葉にはできないから? そうかもしれないけれど、実際にはしたい事をしているだけだ。 行為は言葉にするよりも深く思いが伝わる様な気がする。 バスローブでふんわりとくるんでくれたり、 水滴を丁寧にとってくれたり、 それだけで、私は殆ど泣きそうなのだ。 後ろから、背中に頬ずりして、皮膚の感触を楽しみ、 形状を記憶しようとするように、丸みやくぼみをなんどもなぞる。 それに呼応するように熱くなったり湿潤してきたりする、 皮膚と粘膜の雄弁さを知る。 言葉がなくても私を上にしたり下にしたりできる。 その表情だけで、十分に感じている事がわかる。 言葉が理性の象徴ならば、理性を取り払って 根源的な交わりができたと言えるのかもしれない。 想い
|
|
唇の記憶。2013-11-02 Sat 22:01
シャツのボタンをはずされる。 その素早さに驚く間もなく肩からするりと落とされて、 あらわになった首筋、肩に口づける。 彼にも衣服を脱いでもらい、胸に頬を押しつける。 素肌の温かな感触に安心しつつ、殆ど無臭な皮膚の匂いに欲情する。 唇で乳首の存在を確認し、湿度を与え、指でもまさぐる。 ショーツを脱がせて股間に頬ずり、キス。 愛おしい気持を込めて手と口でねっとりと愛撫する。 彼の手が頭に添えられるのが嬉しい。 遠慮がちにそっと頭に置くだけの手に、 もっと力を込めて欲しいと思うことがある。 本能のおもむくままに激しく動かして欲しいと。 しばらくすると、抱き上げてキスしてくれる。 唾液が混ざり合うのが気持良くて嬉しい。 ひと月振りの感触を、自分の皮膚や粘膜がきちんと記憶していて、 反応してしまう。 求め合っている事を感じられる、そのことも嬉しい。 デート
|
|