インク一滴

ローションのヌルヌルを洗い落としてバスルームを出る。
胸にタオルを巻いてベッドへ向かおうとすると、
先に上がっていた彼が迎えに来た。
巻いたタオルを両手で持ち、頭まで引き上げ、
濡れた髪をくしゃくしゃっと拭いてくれる。
タオルは肩にかけて、頭、目、鼻、と唇で触れる。

ベッドサイドに私を腰掛けさせ、向かい合う様に立つ。
こちらが少し腰を屈めると、ちょうどペニスが顔の前に来る。

袋を片手で包み込む。アナルの手前くらいまで指を伸ばして触れる。
袋がキュッと縮む。
ペニスの根本を体側にひっぱる。ストレッチするように。
片手で握ったり軽く上下させたりしながら、袋の真ん中を舌先を硬くして
ツーッとなぞる。
頭を撫でる彼の手に力がこもる。
袋を片方吸い込む様に口に含む。
左手で袋をまさぐりながら、ペニスの根本から舐め上げる。
時々横からパクッとくわえたリする。
片手に余る位の太さになってきた。。。
先端を親指でグリグリしたりするだけで、
なかなか先端に舌が到達しない。
少し焦れているように、ペニスがビクビクっと震える。
鬼頭をパクッとくわえる。舌で丹念になぞる。
あまり声を出さない彼からため息が漏れる。
のどの奥まで深く入れたり、裏側の筋を舌で弾いたり。。。
時々手で扱きながら。。。

そのうちに抱き上げられ、唇にキスされる。
「もっと舐めたい。。。」
「却下」

ベッドに寝かされてしまう。