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インク一滴

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香りの記憶



家でひとりで夕ご飯を食べる時、
よくワインを飲む。

実はワインがメインになってしまう事も多く、
パンにチーズがあれば充分で、
サラダでもあればご馳走になる。

ひとり飲みでも寂しいとか侘しいといった感じはしない。
それはワインが友達みたいに語りかけてくれるから。
(注:幻聴ではない、と思う)
空気に触れる毎にいろいろな香りが立ってくる。
きれいな色で魅了する。

開けた翌日の安価なピノが、当日にはなかったチョコレートの香りを放っていたりする。
これは何の香り?お茶の香りだけど、何茶だろう?と、味わいながら考える。
そうして香りの記憶を紐解く作業も楽しい。

そうこうしているうちに酔って眠ってしまうのだけれど、
その時にはワインの香りのするキスが欲しくなっていたりする。





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