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香りの記憶2011-05-23 Mon 08:28
家でひとりで夕ご飯を食べる時、 よくワインを飲む。 実はワインがメインになってしまう事も多く、 パンにチーズがあれば充分で、 サラダでもあればご馳走になる。 ひとり飲みでも寂しいとか侘しいといった感じはしない。 それはワインが友達みたいに語りかけてくれるから。 (注:幻聴ではない、と思う) 空気に触れる毎にいろいろな香りが立ってくる。 きれいな色で魅了する。 開けた翌日の安価なピノが、当日にはなかったチョコレートの香りを放っていたりする。 これは何の香り?お茶の香りだけど、何茶だろう?と、味わいながら考える。 そうして香りの記憶を紐解く作業も楽しい。 そうこうしているうちに酔って眠ってしまうのだけれど、 その時にはワインの香りのするキスが欲しくなっていたりする。 |
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