2ntブログ

インク一滴

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

音と官能。


よいコンサートホールで演奏を聞くと、
空気が震えるのを感じる。
例えるなら音の粒子のようなものに包み込まれる様なのだ。
演奏者に近い席だと、彼らの息づかいや呼吸を合わせる目配せなどを
肌で感じる事ができる。

音は目に見えないというのに、皮膚を震わせて、
心の柔らかいところまでしみ込む様に入って来る。
官能的な体験だ。

演奏を終えた瞬間に、演奏者はエクスタシーのようなものを感じているように思う。
官能的とは言っても、こちらはそこまでの快感は得られない。









音楽 | コメント:10 | トラックバック:0 |
| ホーム |