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インク一滴

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突然のデートと野望④

前回、放出せずに逝くという、特異なフィニッシュだったので、
中でちゃんと放出してもらうという野望が果たされた。
初めてのお持ち帰りは、それは嬉しいことだった。

そうしてほしいと自分から思ったのは、彼が初めてだった。
これまでに付き合った人に何度かされたことはあったが、
何となく自分が汚されてしまったような、
排泄口になってしまったような感じが否めなかったし、
嬉しいなんて全く思えなかった。
年齢を重ねて色々な事に寛容になってきたからかもしれないが、
それ以上に、彼の全てを受け入れたいという気持が強いように思う。

喜びに浸ってふわふわしている私だった。
しかし問題の、彼からのメールが届く。

「装着しないとすぐに気持よくなってしまい、思い切りできない。
早期の装着が望ましい。」

意外な反応だった。
気持よいのはわかった。
でも、装着時に比べて短時間になってしまうと気にしていたらしい。
こちらは時間の長短は全く感じていなかったのだが、
気持よければよいと思っていた自分の単純さが恥ずかしくなった。
すぐに逝ってしまわないよう、別な事を考えたりしていたんだろうか。。。
結果的に彼を苦しめてしまった。

その後のこちらからの返信で、彼はかなり軟化した。
「長い時間攻める事がよいと思うのは男子の幻想かもしれない。
可能なときはお持ち帰りしてください。」

気持が通じていると思っていても、性差は超えられない。
きちんと言葉で伝え合う事も大切だと感じたできごとだった。(終)






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